進むことを決め、動き出して……
そして、リアルタイムで10分後。
※本当に、上の画像から10分後の画像
見事に迷っておりました。
こうも目印が無い、ひたすら同じタイルの場所だと、脳内地図は作りにくいです。
正しい道を進んでいるのかそうでないのか、それどころか、出発地点のはらたまの場所ですら、わからなくなりました。
適当に歩けばなんとかなるさ! が、通用しなかった場合、こうなります。
まずい。これは非常にまずい。きちんと考えないと、どこにもたどり着けない!
とは言え、マッピングはできるだけしたくないんですよね面倒なので。
というわけで、古代から親しまれている迷路の歩き方たる、右手法で行くことにしました。
左手とで迷ったのですが、とりあず右で行って、本気でどうしようもなくなったら左にすればいいかなと。
ただ、これ、現在位置がさっぱりわからない状態で始めてしまったので、下手をすれば全然関係ない場所を延々とぐるぐるするだけで終わりかねないんですよね。そうなったら一周した時点で気づくから、道をひとつ潰せると思えば、それはそれで。
それから、50分後。
ええ、50分です。本当に。リアルタイムで。
真剣に、マッピングを考え始めた時……
ここに居ました。ここに着けました。
一瞬、理解ができなくて、理解したらしたで、今度は疲れがどっと出て……
その日はここでセーブして、素直に寝ました。
そして翌日、ここまで以上の絶望に見舞われました。
気合も新たに乗り込んでみましたら、目の前にはこんな風景が広がりました。
嫌な予感しかしねえ。
残念なことに、その嫌な予感が的中しました。
たとえば、こう、こちらの穴に入ったとします。
すると、こういう場所に出ます。
この3つの穴ですが、当然ながら、それぞれ出口が違います。
この時、キャラクターが現れる中央は、もとの場所に戻れる穴ですが、左右はそれぞれ別の場所に出ます。
例として、左の穴から出てみますと、こういう場所に出ます。
この、キャラクターが出てきた穴に、再度入ると……
またこの画面です。
これでキャラクターが左の穴に表示されていれば、このダンジョンも多少は優しかったでしょう。
残念ながら、そうではありません。これは、最初に入った穴の二択とは、また別の二択が発生しています。
この選択肢が、分かれ道ではない画面で表示されるフィールドマップの穴の数だけ存在しています。
それがどれだけ恐ろしいことかは、私のつたない説明では伝わらないでしょう。
機会がありましたら、是非、体験してください。
もうね。
本当にね。
泣きそうになりますから。
目標地点らしきものは見えているのに、そこにたどり着く道が見えない絶望感ときたら、それはもう……。
闇雲に歩けばいつか正解に当たる、なんて楽観的なことが言えません。むしろそれは、入口に戻される確率が跳ね上がる悪手でしかありませんでした。ええもう何度戻されたか。
幸いランダムワープではなく、どれも行先が固定であるため、きちんと書き留めれば正しい道順は見えてくるはずです。
なのですが、数が尋常ではないうえに敵が強く、相乗効果で精神的な余裕がどんどん消えてしまいます。
特にこの「しんえいりゅう」が強く、勝てない相手ではないのですが、戦えばこちらの被害も甚大なものになってしまいます。
HP回復量が優秀な「のらりゅう」も出ますが、出てきてほしい時に限って出てきてくれません。物欲センサーって怖いですね。
まさか今になって、ドラクエ2のロンダルキアの洞窟が親切設計だと思えるダンジョンに遭遇するとは思っておりませんでした。
サンサラ発売当時、このダンジョンに挑んで自力で乗り越えた人は、一生自慢していいと思います。
リアルタイムで数時間頑張りましたが、心が折れました。
諦めて眠りについた、その翌日、夕刻。
晩飯その他済ませたら、インターネット様にすがりつこう……もうダメあんなの無理orz
夜に再度挑戦しようとしていた日の、魂の叫びでしたとさ。
この時は、思い出しただけで半泣きになれそうだったんです……。
もうダメ。ほんと無理。限界。ここまでもさんざん、インターネット様のお世話になってきているので、今更感がすごいと思われます。
ええ、もう、ここまできたら何だって使いますとも。挫折よりはマシ!この凶悪なダンジョンを解き明かしている素晴らしいページがこちらです。
このマップを作るのは、どれだけ大変だったのでしょう……。
ありがとうございます。おかげ様で、私は前に進むことができました。本当にありがとうございます。
今回ほどインターネットの存在に感謝したことは無いかもしれません。大げさでなく。というわけで。
ダンジョン突入後、1分ほどで、こうなりました。一時はどうなるかと……。
これ、真ん中に行ったら、絶対何かありますよね。何が起こるのやら。
いかにも最終フロアっぽいですね。
ここまで来たら行くしかないので、行きますよ。
さて、ちゃんと勝てるかな。え? あれ、なんかマズった?
……へ?