シンとやらをどうにかする方法がわかったので、早速、試してみます。
ピンクのアレを追いかけても追いつけませんが、追いかけていればヤツが出てくるので、追いかけるように動いてみます。
そうしたらすぐに引っかかってくれました。
ぃよっし、それじゃあ鏡を使いますよー!
おおー、うまくいった模様です。
あれ、普通に戦闘が終わってしまった。
近づける! 逃げない!
ってことはどう考えても、ここに入ればいいってことですね!
入れたっ!
……あれ、なんか、さみしい?
ああうん、町中ならそうでしょう、けども……町なのかこれは。
いや、それよりもですね。
ひょっとして、入口は、アレか。
ひょっとしなくても、入口は、アレなのか。
正直、抵抗感しかないのですが……諦めるしかないようです。
行ってきます。行きたくないけど。行くしかないので。
放り出されたのは、こちら。なんぞ、ここ。
見るからに「お入りなさい」的な何かがごろごろしているので、行先に困ることはありません。行ってみましょう。
一番手前のやつに入ってみました。人がいるー。
カメ……。
えーと、なんとなく、そうなのかなーと思えるものに心当たりはありますが、ただの意味のないネタかなと思って流していたんですよね。何かあるのかな。
んん? これも何かの、重要な情報?
以下、ここでの主要と思われる会話をずらずらと並べます。
私が聞いた順番通りに並べます。そのため、話の流れが少しおかしいですが、そこは脳内で順次補正していただく方向で、ひとつ。
訳:
ここから西に行くと、ローカ・アローカというところがある。
そこには門番がいて、ラクシャサという。
ラクシャサ相手に力で挑んでも多分無駄。
ラクシャサは牛丼がお好き。
といったところでしょうか。
いつぞやの羊羹を牛丼に変えればいいのですね。
牛丼なら心当たりがひとつあります。多分、あれだ。
続いて、別の階層。
この階層には、精進料理を食べさせてくれるお店と、薬屋、無料の宿屋と、何人かの人がいるだけでした。
会話は世間話程度のものでしたので、特記しません。
さくっと次へ。
今度は、実のある情報はあるのでしょうか。
他にもお話はありましたが、省略です。
うーん。なんだろう。
この人たちの話を鵜呑みにするなら、ローカ・アローカって、三途の川的なものなんじゃないの? 行けと? 逝けと?
うん、まぁ……いいけどさ。行くけどさ。うーん。
いろいろと考えつつも、これ以上の情報は無いようなので、ここから脱出します。
うおっ、場所が違うっ!?
一瞬、混乱しましたが、よく見れば入口からそう離れてはいません。
けどさー、なにも、こんな山の中(移動速度半減、エンカウント率高め)に放り出さなくてもいいなじゃないのー。もー。ぅもー。
などとぶちぶち言いつつ、一度、この地帯を出ます。
ローカ・アローカのラクシャサさんへのおみやを用意しないとですからね。
そんなわけで、やってまいりましたのが、こちら。
はらたまです。
そして、御用はなぁにと言いますと。
この一番下にある「おもちかえり」です。
ファストフードチェーンのお持ち帰りメニューといったら、アレでしょう。そうじゃなきゃヤダ。
素直にコレを頼んでもよかったのですが、何となく一杯つるっといっておきたい気分だったので、いっておきました。
ばらもんのうみぼうず? な、なにそれ。そんなの知りません。
なに、なに!? どういうこと? 何のヒントなのそれ、ねえ!
などと思っても何も進展しないので、次こそ「おもちかえり」を注文します。
え?
あ、ああーそっか、これが本当に牛丼なら、この世界の聖なる生き物であるところのべこさんが材料ですものね。そりゃビビる。
ってことは、そうか、やっぱりアタリでしたか。よしよし。私の勘も捨てたものじゃないですね。
な、なんだろう。今後、道行く人に話しかけるたびに剥かれるまで殴られるとか、そんな事態になるのかな。
それはいろいろと困りますが、ここで牛丼をもらえないことのほうが困ります。
大胆? 大胆なのかな。
と思っていたら。
何か出たー!
しかも何かかっこいい決め台詞ー!
ぬぅ。これはひょっとして、正念場ですか?
久々にみんとちゃんがいない、一人での戦いです。だからと言って引き下がるわけには!
……。
恐ろしい戦いでした。世界観的に考えて。
無事に目的のものを手に入れたので、またあの赤い地域に戻る、のですが、ものすごく引っかかっていることがあるので、確認しておきます。
確か「べこ」って、倒すと竜のステータスに悪い影響があると、どこかで見てしまったんですよね。
仕方なかったとは言え、やっぱり下がってるのかな。
あら、大丈夫でした。よかったよかった。
一安心したところで、ローカ・アローカに向かいましょう。