サンサーラ・ナーガ。
長年、遊びたくて仕方のなかったソフトのひとつでした。
事前情報として知っていたのは、
・キャラクターデザインが桜玉吉先生
・竜を育てる
以上の二点だけだったのですが、私には十分すぎるほどに魅力的なものです。
小中学をファミ通で育った世代なので、玉吉先生の絵で遊べるゲームというのが、どれだけ輝いて見えることか。
竜を育てる、という点も素敵です。育てゲーは数あれど、ファミコンでこの手のゲームというのは珍しいのではないでしょうか。
さて。
カセットをニューファミコンに突き刺して。
いざ、電源オン。
古いカセットだと、よくあることです。
できるかぎりの掃除をして、しばらく通電させれば、大半はちゃんと起動してくれるようになります。
5分ほどこのまま放置して、一応カセットを抜き差ししておいて、再度電源オン。
この後、何度もカセットを抜いてはさして電源を入れる誰かの姿があったとかどうとか。
ひょっとしてバックアップ電池の交換作業を行った際に半田ごての熱で基盤を壊してしまったのかと思い、だんだん涙目になったとかなんとか。
嫌な予感を抱えておりました、そんな時。
BGMと共に表示される、タイトル文字。
心の底から安堵しました。よかった、壊れてなかった!
ここからどんなお話しが紡がれるのか、とても楽しみです。
初っ端から不安になるスタートだったことは忘れます。一刻も早く。